徳島旅行2日目〜札所巡礼と踊る夜〜

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皆さん、こんにちは。
今日は徳島旅行の続きをお話ししたい思います。

1日目は前回のブログでお話ししているので興味のある方は是非そちらも読んでみてくださいね。

さて、徳島2日目は朝一番で温泉に入り、ホテルで軽く朝食を済ませ、(ホテルの朝食は楽しみの一つ!何が何でも食べに行きます!笑)この日は早速最初の目的地となる「くるくるなると道の駅」へ向かいました。

開店10分後くらいに到着したのですが、すでに店内は人でいっぱい!💦
掻き分けて通らないといけないくらいの賑わいで、ふたりとも気後れしつつもなんとか希望のすだちや干し芋を見つけ、ご当地炭酸ジュースやお酒など、たくさんのお土産をゲットしました✨
大満足で足取り軽く、次はずっと行きたかった八十八ケ所巡りの第一札所、霊山寺へ!

くるくるなると道の駅から霊山寺までは車でだいたい30分くらいでしょうか。
時間は午前10時頃、駐車場はまだ全然空いている感じ。
到着後まずは記念写真をパチリ。

霊山寺は「お遍路」のスタート地点になるため、境内では普段多くの白装束のお遍路さんを見かけるそうですが、私たちが到着した際にお見かけしたのはお一人だけでした。
でもそのわずか一人のお遍路さんが、ここで納経帳を手に巡礼を始ようとする姿は、境内に独特の厳かな空気を生み出していたと思います。(お遍路さんにお会いできるのも楽しみのひとつかもしれません♪)

そして、貴重な出会いに感謝しつつ、荘厳で風格漂う仁王門をくぐり境内に入ると、右手にまず放生池が見えてきます。優雅に泳ぐ鯉の姿は、とても心が和みますよね♪
そのゆったりした動きを眺めていると、いつの間にか慌ただしい日常を忘れてしまうような気がします。

穏やかな水面に目を奪われながらも、さらに奥へと歩みを進めていくと、すぐ近くに多宝塔が現れるのですが、荘厳な佇まいで訪れる人々を迎えるその姿は周囲の静寂な雰囲気とともに、とても心に残る情景となりました!

多宝塔:応永年間(1394~1428)に建てられた600年近い歴史を持つ建造物で、下層が四角形、上層が円形という独特の構造。内部には五智如来像が安置されています。

さらに、一歩一歩ゆっくりと景色を堪能しながら奥へと進むと、ついに多くの灯篭が吊るされた本堂の正面が見えてきます。(思わず胸が高鳴る瞬間!!!)
外からもその荘厳な雰囲気を感じ取ることができましたが、内部に入るとさらに本堂の天井を埋め尽くす数多くの灯籠が柔らかな光を放ち、重厚な歴史と神秘的な空気が漂っていました。


幻想的な空間に包まれ、なんとも言えない神秘的な気持ちになり、蝋燭の灯がゆっくりと揺れるたびに、祈りや願いが溶け込んでいくような感覚に…夫と私は思わず時を忘れて見入ってしまいました。

本堂を包むその特別な雰囲気は、訪れる人々の心に深い余韻を残してくれると思います。

蝋燭の柔らかな灯りに照らされ、たくさんの灯篭が揺れる奥には、お釈迦様のお姿が静かに佇んでいます。

本堂天井にはダイナミックな龍の天井画が描かれています。ぜひ、こちらの天井画も忘れずにご覧ください!

本堂の後は大師堂へ。それぞれ思い思いの時間を過ごし、歴史の重みと旅立ちの高揚感が響き合う、唯一無二の聖地を後にし、次なる目的地へ。

雨予報だったのが嘘みたいに晴れ、青空の中、車を走らせていると、なんと急に赤い鳥居が目の前に現れました!しかもその大きさに驚いたのも束の間、すぐ先の参道をタクシーが通っていくではありませんか。

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こちらは大麻比古神社という1100年以上の歴史を誇る、地域を代表する格式高い神社となるそうです。
鳥居を車で通り抜けるのは初めての経験なのでなんとも貴重な体験だなぁと思いつつ、進んでいくと今度はおおよそ樹齢1000年を超えると言われている大楠が堂々と聳え立っておりました。

大麻比古神社の神木として大切にされてきた、鳴門市最大の楠の巨樹
この楠は「鳴門市天然記念物」にも指定されている、神聖な空気が漂う境内のシンボル的存在。大きな注連縄(しめなわ)が巻かれていて、まさに神霊が宿ると言われる御神木です。歴史的には、この地の開拓・麻産業の発展を支えた神様「大麻比古大神」のゆかりの地で、楠も地域の方々に大切に守られてきました。悠久の樹齢が指し示す通り、この楠は長い歴史の中で幾多の風雪を耐え、今もなお豊かな緑を保ち続けています。

大麻比古神社に訪れた際は、ぜひ千年の楠その神秘的な力を感じてみてくださいね。また、こちらの神社にはメガネ橋・ドイツ橋と呼ばれる2つの歴史的名所もありますのでぜひそちらも忘れず訪れてみてください✨

最後に御朱印帳をもらっている最中、神社の方が「ぜひ狛犬も見て帰ってください」とおっしゃったので、帰りに改めて見てみると、そこには笑顔をたたえた丸顔の、どこか親しみやすい愛嬌のある表情の狛犬が立っていました♪


この狛犬は慶応4年(1868年)に奉納されたもので、石碑に前足をかけて立つ珍しい形状だそう。丸っこい顔立ちとまん丸の瞳が印象的で、まるで微笑みかけてくるかのような人間味あふれる表情に、思わず心が和みました。

ぜひ訪れた際は、狛犬の優しいまなざしにも注目してみてくださいね🎵

また、大麻比古神社の近くには、ベートーベンの「交響曲第9番」アジア初演の地として知られる道の駅「第九の里」があります。お時間があれば、ぜひ併せて訪れてみてください♪


さて、旅の目的地4箇所目は四国八十八カ所巡り(途中の数カ所を割愛して)最後を締めくくる結願の地、大窪寺となります。
夫がどうしても行きたかった場所。

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薬師如来を本尊に持つ信仰と自然美が融合した霊場。その名の通り自然の中に埋め込まれたかのような、調和した空間で、訪れる人々の心を静かに包み込みます。

大窪寺は10月下旬から11月中旬の紅葉の時期が特におすすめらしいのですが、私たちが訪れた時は人も少なく、蝉の音だけが響き渡っておりました。厳かな雰囲気と周りの自然が調和し心清らかな気分で参拝ができたのがとてもよかったです。
また近くには、金剛杖が奉納されている寶杖堂や弘法大師像があり、こちらも見どころの一つだと思うのでぜひ忘れず見てみてください✨

ゆったりとした時間と静けさの中で、心身ともにリフレッシュできた私たちは、この素晴らしい霊場でのひとときを胸に刻み、深い感謝の気持ちとともに異空間から日常へと戻りました。

時計を見るとだいたいお昼12時前後。ここまで巡ることができて満足しつつも、お腹の虫が鳴り始め、自然と次の楽しみは食事へ向かうことに(笑)


ここまで来たら、やっぱりあそこに行きたい!と二人の希望はピッタリ合致♪
うどんと言えばやっぱりここ!「山田屋本陣」さんです!
老舗ならではの風情ある佇まいと、本格的な讃岐うどんを味わえる絶好のお店。

夫は3回目、私はまだ2回目の訪れとなりますが、四国に来たら絶対に外せない、そんなうどん屋さんになりました。
まだ訪れたことがない方は、次の旅の候補にぜひ一度足を運んでみてください!


さて、お腹も心も満たされた私たちは、旅の締めくくりに相応しい徳島市の阿波踊りへ。🚗
私にとって徳島最後の観光と言えば、映画「眉山」🏔️の世界が思い浮かびます✨

あいにくこの日は午後からパラパラと雨が降り始め、お祭りが始まる頃には土砂降りに。
しかし、まるであの映画の世界にタイムスリップしたかのような光景の中、目の前の雨など気にせずお祭りを存分に楽しみました♪

今では眉山連はもうないのでしょうか?この時は見つけられず…
ですがそれでも映画の聖地巡礼を果たし、道中、松嶋菜々子さん・宮本信子さん・夏八木勲さんを探しながら(笑)眉山ごっこで大笑い(笑)

来年もまた来れたらいいな。
そんな思いで徳島を後に、とてもいい思い出ができた旅となりました。

長くなってしまいましたが今日のブログはここまで。
最後まで読んでくださってありがとうございます♪

旅って人生に彩りを与えてくれる癒しですよね🎵

またどこか訪れた際はぜひ旅の思い出を書かせてください。
ではまた次回でお会いしましょう🎵

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